洗顔は、クレンジング料で取れない汗、ほこり、皮脂を洗い落とします。
だったら、メイクをしてない日は水洗いでいいの?ってよく聞かれますが、それは駄目です。
何故かというと、皮脂を洗い流さないと肌老化に繋がるからです。
皮脂は、空気にさらされると、時間とともに酸化されて、過酸化皮脂に変り、肌の老化を促進するのです。
ですから、朝も夜も、洗顔料をきちんを使って洗顔しましょう。
それでは、皮脂を落とす正しい洗顔方法を説明しましょう。
<目次>
・皮脂の汚れの落とし方【皮脂をしつかり落とす】
・皮脂の汚れの落とし方【肌が「少しつっぱる」ぐらいを目安に!】
・皮脂の汚れの落とし方【「油脂+アルカリ」が基本ですが…】
皮脂の汚れの落とし方【皮脂をしつかり落とす】
洗顔においてもっとも重要なのは、皮脂をしっかり落とすことです。
「皮脂を落としすぎると乾燥する」と思っている人がいますが、それは間違いです。
余分な皮脂が肌に残ると、酸化されて過酸化脂質に変わり、肌あれや肌老化の原因になります。
皮脂の汚れの落とし方【肌が「少しつっぱる」ぐらいを目安に!】
クレンジングと洗顔では、クレンジングのほうが刺激が強く、圧倒的に肌に負担がかかります。
つまり、クレンジングを軽めにして、そのぶん洗顔をしっかり行うのが正解です。
洗顔後のつっぱるような感触を嫌う人も多いですが、洗ってもつっぱり感がないのは、汚れがうまく落ちていない証拠です。
洗顔した直後につっぱるのは問題ありません。
保温をししっかり行えば良いのです。
皮脂の汚れの落とし方【「油脂+アルカリ」が基本ですが…】
昔ながらの石けんは「ヤシ油」「パーム油」などの油脂にアルカリを反応させて作られます。
現在、洗顔料といわれるものは、この石けん成分以外に、界面活性剤を多く含むものもあります。
界面活性剤のすべてが悪いわけではないですが、石けん成分に比べて刺激が強いものもあります。
洗顔フォームなどは成分表示を見ても、刺激が強いかどうかを見分けることは困難です。
よって、洗顔には固形石けんを選ぶのが無難です。