紫外線対策の化粧品【日焼け止め化粧品よりパウダーファンディーション】

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UVケアといえばまっ先に思い浮かぶのが目焼け止め化粧品です。

でも、過信は禁物です。

意外と知られていない落とし穴は、「目焼け止めは適量の使用量をきちんと守らないと、期待する効果が得られない」ということです。

それでは、紫外線対策による日焼け止め化粧品についてお話します。


<目次>
・紫外線対策の化粧品【肌にやさしく確実なUVカット効果】
・紫外線対策の化粧品【日々のUVケアにはパウダーファンデ―ションがおすすめ】
・パウダーファンデ―ションでのUVケアのやり方
・パウダーファンデ―ションでのUVケア3ヵ条

 

肌にやさしく確実なUVカット効果

日焼け止めのSPFの数値は、皮膚1㎠あたり2mgの目焼け止めを塗ったときの効果として測定されています。
これは顔全体に塗るとすると、500円玉くらいの量です。

この量を守ろうとすると、肌がベタついたり白浮きしたり大変です。

実際には、その半分から5分の1程度しか塗っていない人が多いようです。

つまり、今よりも何倍も多く塗らないと、期待どおりの効果は得られないというわけです。

実際に、日焼け止めだけは毎日塗っていたのに、40代になって大量のシミが発生し、ショックを受ける人も少なくありません。

日焼け止めは薄く塗れば効果がなく、厚塗りをすれば、毛穴をふさいで肌に負担がかかります。

汗で流れれば効果は落ち、ウオータープルーフは汗に強いけれど、肌に負担がかかる……。

といろいろな問題を抱えています。

結局、日焼け止めだけに頼って毎日の紫外線防御をするのは難しいということになります。

そこで日常の紫外線対策におすすめしたいのが、パウダーファンデーション。

パウダーの粉の成分が紫外線をはね返し、日焼け止めと同様の効果を発揮します。

日焼け止めを毎日塗ると肌に負担になりやすいので、その代わりにパウダーファンデーションを使ったほうが肌に負担をかけず、確実にUVカットできます。

また、塗り直しも簡単です。

ちなみにリキッドやクリームファンデーションでもある程度はUVカット効果は得られますが、パウダーファンーションに比べると顔料の密度が低いので、日焼け防止効果はパウダーファンデーションより劣ります。

日々のUVケアにはパウダーファンデ―ションがおすすめ

【ファンディーションには紫外線をはね返す力がある】
ファンデーションには、一種の紫外線散乱剤を含むため紫外線防止効果があります。

とくにUVカットなどの表示がないファンデーションでも、UVカット効果があるのです。

中でもパウダーファンデーションは、肌にやさしく確実に日々の紫外線を防いでくれます。

【日常のUV対策のすすめのファンディーション】

(練り状)
顔料に少量の油分を加えて練ったもの。多<は固形でコンパクトタイプかスティック状などの形をしている。パウダーファンデーションよりもカバーカがあって崩れにくい。

(パウダー)
日焼け止めよりも肌に負担が少なく、確実に紫外線をカット。

パウダーファンデ―ションでのUVケアのやり方

【保湿美容液をつける】
洗顔後に化粧水をつけてから、セラミド配合美容液など保湿成分を含む美容液を多めにつけます。

【粉浮しやすい人はさらにクリームをつける】
ファンデーンョンの粉浮きが気になる人は、下地代わりに保温クリームを少なめに重ねます。下地用のものではなく、敏感肌用クリームなどがよいでしょう。鼻のまわりなどは脂浮きして崩れやすいのでクリームは塗りません。

【時間をおく】
10分ほど時間をおき、保温美容液やクリームが自分の皮脂と自然にまざるのを待ちます。

【ファンディーションをつける】
そのままファンデーションをつけます。つけてすぐは粉っぽい感じがしても、1時間ほどして自分の皮脂が出てくれば、自然になじみます。

パウダーファンデ―ションでのUVケア3ヵ条

1.フアノデーションをつける前に保湿美容液やクリームなどでしっかり保湿ケアを行う。

2.保澗美容液やクリームが自分の皮脂と自然にまざるのを待ち、ファンデーションをつける。

3.崩れてきたらファンデーションではなく、フェイスパウダーを塗り重ねる。

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