くまのケアというと、ホットタオルで温めたり、目元をマッサージしたり、という方法がよく知られています。
しかしくまと呼ばれるものは実際いくつか種類があり、ケア方法も違ってきます。
大まかにいうと、くまは「青ぐま≒黒ぐま」「茶ぐま」の3種類に分けることができます。
それでは、タイプ別のケア対策について話します。
<目次>
・クマのケア方法[青ぐま対策]適度な運動で効果的に血行を改善
・クマのケア方法[黒ぐま対策]たるみの影を防いでイキイキ明るい目元に
・クマのケア方法[茶ぐま対策]ビタミンC誘導体などの美白成分でスキンケア
クマのケア方法・[茶ぐま対策]メラミンの排せつを促すピーリングを取り入れる
クマのケア方法[青ぐま対策]適度な運動で効果的に血行を改善
青ぐまができる人は血行不良で冷え症の人が多いので、血行促進する工夫が必要です。
まずは適度な運動を習慣にして、全身の血行をよくしましょう。
中でもウォーキングは、簡単にできて効率がよいのでおすすめです。
またパソコンを見ている時間が長い人は、仕事の合間に、首や肩をほぐすストレッチをすることも有効です。
ただし、青ぐまは生まれつきの要素が強く、なかなか消すことが難しいものです。
コンシーラーなども上手に使って、カバーするようにしてあまり気にしないことも大切です。
クマのケア方法[黒ぐま対策]たるみの影を防いでイキイキ明るい目元に
黒ぐまの原因は、下まぶたの皮膚のコラーゲンが減って薄くなることです。
このコラーゲンを増やすために有効なのがレチノールです。
これはビタミンAの一種で、線維芽細胞を活性化し、コラーゲンを増やす作用があります。
黒ぐま対策には、レチノール配合の美容液またはクリーームを日々のお手入れにプラスしましょう。
さらに、あわせて行いたいのが定期的なピーリングしましょう。
週に1~2回のケアで角質を除去することで、コラーゲンの楽生機能がアップします。
レチノールの効果をさらに高めます。
クマのケア方法[茶ぐま対策]ビタミンC誘導体などの美白成分でスキンケア
シミやくすみなどが目の下にできて、くまのように見えるのが茶ぐまです。
ビタミンC誘導体やカモミラET、油溶性甘草エキスなど美白成分配合の化粧品でケアしましょう。
ビタミンCのイオン導入と組み合わせると、さらに有効です。
目のまわりをこするクセがある人は、刺激によって目元がくすんできてしまうことかあります。
洗顔やクレンジング、マッサージなどのときに、目のまわりをこすっていないか見直してみましょう。
クマのケア方法[茶ぐま対策]メラミンの排せつを促すピーリングを取り入れる
茶ぐまのケアにはピーリングも有効です。
茶ぐまの原因であるメラニンの排せつを促し、目元のくすみを効果的にケアします。
また、目をこするくせなどでまぶたの皮膚が厚く硬くなっている人にもピーリングは有効です。
余分な角質を除去し、肌をやわらかくしてくれます。