ファンデーションを塗った日や、アイメイクをした日は、夜の洗顔にクレンジングをプラスします。
この段階では、メイクの6割が落ちていれば大丈夫です。
40秒を目安に、手早く終わらせましょう。
クレンジング料が肌の触れている時間が長いと、どんどん肌の潤いがとけだします。
それでは、クレンジングのやり方について説明していきます。
<目次>
・クレンジングでメイク落としのやり方!
クレンジングのやり方!
1.量はたっぷり500円玉大が目安
クレンジング料の量が少ないと、肌になじませるときに摩擦が起きやすく、負担がかかります。 500円玉大を目安にたっぷりめに手のひらにとります。
2.まずはTゾーンに手早くのばす
顔のなかでも皮膚が強い部分、額から鼻にかけてサッとのばし、中指と薬指の腹でそっと円を描いて、メイクとなじませます。
3.Uゾーンになじませる
頬からあごにかけてのUゾーンに、やさしくなじませながら広げていきます。
4.目もと、口もとはやさしく
皮膚が一番薄い目もと、□もとは、とくにこすらないように注意して、そっとなじませます。
5.顔全体にザッと広げる
最後に顔全体に、大きく円を描<ようにやさしく広げます。
6.ぬるま湯で手早く洗い流す
すくったお湯に顔をつけるようにして、こすらずに、手早くすすぎます。このあと洗顔するので、多少ベタつ
いていても大丈夫。
クレンジングの基本
目的:メイクを乳化させて落とす
クレンジング料は、ファンデーションや口紅などのメイクを落とすためのものです。
肌につけたメイクアップ料は、時間がたつにつれて皮脂やホコリと混じり、汚れに変わります。
最近のメイクアップ料は落ちにくいものが多いため、洗顔料だけではすっきり落としきれません。
そこで、クレンジング料に含まれている油分でまずメイクを浮き上がらせ、落としやすくする必要があるのです。
方法:手早く行うことが命!
クレンジング料はメイクオフに欠かせないものですが、洗浄力が強いものもあるので、気をつけないと肌を乾燥させてしまいます。
クレンジング料が肌に触れている時間が長いと、セラミドなど肌のうるおいのもとを奪ってしまうのです。
そのため、クレンジング料を肌にのせている時間は、極力短くすることが大切です。
あとで洗顔をするので、クレンジングの段階では、メイクが完璧に落ちていなくてもOK。
40秒程度を目安に、ザッと顔全体になじませて洗い流すようにしましょう。
ゴシゴシとこすったり、クレンジング料で顔をマッサージするのは厳禁!とにかく「手早く、ソフトに」を心がけましょう。
基本成分:油分+界面活性剤
クレンジング料の主な成分は、メイクを浮かせるための「油分」と、油分を乳化しやすくする「界面活性剤」でできています。
この2つのバランスによって、クレンジング料の性質が決まります。
クレンジング料の選び方
ポイント1:「よく落ちる=刺激が強い」ことを忘れずに!
メイクを落とすためのクレンジングは、必要不可欠とはいえ、スキンケアのなかでは一番肌に負担をかけるものです。
普通の洗顔料では落ちないメイクアップを浮かせて落とすため、洗浄力が強くできているのです。
とくに「さっと落ちる」ことを基準にクレンジングを選んでしまうと、さらに肌への負担が増します。
少しでも肌に負担をかけないクレンジング方法を選択しましょう。
ポイント2:クレンジングは「やさしさ」で選ぶ
クレンジング料には、油分が多いオイルタイプ、油分が適度なクリームタイプ、油分が少ないミルクタイプやフォームタイプ、リキッドタイプなどがあります。
油分が多すぎると、油分自体をすっきり洗い流すために、界面活性剤がたくさん必要になります。
逆に、油分が少なすぎてもメイクを浮かせにくくなるため、洗浄力を補う界面活性剤が多く必要になります。
つまり、油分が多すぎても少なすぎても界面活性剤が多く必要となり、それが肌への負担を大きくしてしまうのです。
クレンジング料を「肌へのやさしさ」で見ると、油分の量が適度なクリームタイプや乳化ジェルタイプがおすすめです。