美容液とは、いったいどんなものを指すのでしょう。
通常は、透明もしくは半透明のジェルで、保湿や美白などの有効成分を豊富に含む化粧品のことをいいます。
小さめの容器で、値段は高めのものが多いようです。
そこで、おすすめの美容液の選び方・使い方についてお話します。
<目次>
・美容液の選び方【目的に合わせた成分配合を選ぶ】
・サラッとしたジェルタイプが肌に優しい!
・顔全体にたっぷり塗る!
美容液の選び方【目的に合わせた成分配合を選ぶ】
最近は、いろいろな形の美容液が出回っています。
クリームに近いものや、化粧水のように水っぽいものもあります。
値段もまちまちです。
「こういうものが美容液」という正確な定義や条件はないので、各メーカーがいろいろなものを、美容液として売り出しているのです。
では、美容液を選ぶ際は、どのようなことに注意したらよいのでしょう。
まずは、配合されている成分を確認しましょう。
単なる保湿から、美白、アンチエイジングなど、いろいろな成分を含むものがあります。
美容液というからには、なんらかの美容効果を期待するものですから、有効成分についてはっきり確認することが大事です。
サラッとしたジェルタイプが肌に優しい!
美容液を選ぶときは、使用感を確認しましょう。
あまり固すぎたり、ベタベタしすぎるものは、刺激が強いことが多いです。
増粘剤という、高分子化合物で粘度をつけているのですが、これが多すぎると肌をあらすことがあるからです。
サラッとしたジェルタイプを選ぶほうがよいでしょう。
顔全体にたっぷり塗る!
美容液は、保温のものはもちろん、美白やアンチエイジングの働きをもつものも、老化から肌を守るために使うため、顔の一部ではなく、全体に塗ります。
塗るときは、化粧水をつけるときと同じように、指の腹を使い、やさしくなじませていきます。
たとえば、保温タイプと美白タイプのように、作用の異なる美容液を2つ以上使うときは、まず最初に保温のものを塗りましょう。
あとはご水っぽいものから油っぽいものへと塗っていきます。
ただし、あまり油分の多いものはTゾーンは避け、Uゾーンのみに使いましょう。
美容液は、化粧下地のかわりにもなります。
専用の化粧下地は、ファンデーションのつきをよくしたり、肌色を補正するといった目的で、いろいろな成分が配合されています。
そのぶん、肌には負担になることも多いようです。
ファンデーションで肌あれをしたと思っていると、本当の原因は化粧下地にあった、ということもあります。
肌の水分量と油分量のバランスが整っていれば、専用の化粧下地を使う必要はありません。
保温成分が配合された美容液を塗るだけで充分です。
それでも乾きが気になるときは、上から保温成分が配合された乳液またはクリームを薄く塗りましょう。
なお「保溶液」というものを最近見かけますが、これは保温専用の美容液のことを指すことが多いようです。