肌のトラブルの原因の1つが、洗顔のやり方。
こすり過ぎで、皮質をとりすぎて、乾燥やシワの原因になったり、逆に、お湯を流す程度の洗顔で、肌に皮質がのこって、ニキビができたり酸化した古い皮質が、肌の老化を早めたり、洗顔のやり方で、肌トラブルの原因になります。
そこで、しっかり落ちて、肌に優しい洗顔料についてお話します。
<目次>
・敏感肌の洗顔には固形石鹸がベストです。
・広告の宣伝文句に注意した文句とは?
洗顔には、界面活性剤が少ない固形石鹸がベストです。
洗顔料には、ジェル、リキッド、パウダー、フォーム、固形石鹸など、いろいろなスタイルがあります。
また、美白や保湿などの成分が加えられているものもありますが、洗顔料の目的は肌の汚れをしっかり落とすことです。
美白や保温などの成分は、すすげば流れてしまうので、洗顔料にこれらの成分が入っていても、あまり意味はありません。
洗顔料としておすすめなのは、シンプルな固形石鹸です。
洗浄力にすぐれ、肌に負担がかかりにくいうえ、余分なものも残しません。
オイリー肌なら浴用石鹸、皮脂が少なめのノーマル~ドライ肌の人は、洗顔石鹸を選ぶとよいでしょう。
広告の宣伝文句に注意した文句とは?
・「洗いあがりしっとり」
洗顔フオームに多いうたい文句ですが、しっとりするのは油分が含まれているためです。
肌に油膜が残るので、洗顔後のスキンケアに悪影響を及ぼします。
・「美白成分配合」
ビタミンCなどの水溶性の美白成分は、すすげば排水口に流れてしまうだけです。
保湿成分のヒアルロン酸やセラミドも同じです。
洗顔料に美白や保温効果を期待しないことです。
・「植物性」
ナチュラルで肌にやさしいイメージですが、天然の原料より合成成分のほうが肌にはやさしいです。
天然のものは成分が複雑で不安定なので、アレルギーの原因になることもあります。
・「肌と同じ弱酸性」
弱酸性が肌にやさしいというのは、あくまでもイメージです。
洗顔料が弱酸性でも、中性の水道水で流した直後の肌は中性なので、弱酸性の洗顔料で洗っても意味はありません。